先日、お亡くなりになった方の備品を整理した。
お目にかかったことは、2.3度程度。
こんにちわ。お疲れ様です。
会話はその程度。
その方がおいていかれた、諸々の品物を整理し、捨てる。
写真。ペン。メモ。
それらを捨てる。
その品物を通して、歴史を思う。
どのような人生だったのだろう、と。
そして、最後は、どのような思いを抱いて、
この世の終わりを迎えたのだろう、と。
そして、今は、神妙な思いを抱いていても、
自分はいつもどおり夕飯を食べる。眠る。
自分もどうかしてるな、と思う。
そんな一日だった。
16.02.04追記)荷物を整理していたとき、真宗のお寺のハガキが入っていた。
おそらく、少なくても、1度は、お念仏を申されたことがあったはずだ。
それであれば、真実報土ではなくても、化土往生されたと思う。それは、少しだけ、
良かったな、と思った。お念仏のご縁に遇えることは、本当に有難いと思う。