むなしさとともに

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念佛を聞思する

念佛は、無量寿如来の名乗りを聞くこと。

 

汝を必ず引き受ける。今生は汝の足となり、汝を支える。

 

今生のお別れをするとき、一息が切れたら我が浄土へ往生させ、

成仏せしめる。我が名を称えよ。

 

これが、南無阿弥陀仏、口にただ、なむあみだぶつと

念佛を申せ。

 

汝好くこの語をたもて。この言葉をたもてというは、

 

すなわちこれ無量寿仏の名をたもてとなり。

(仏説 観無量寿経

 

たもてとは、念佛を具足せよ、身につけよと頂きます。

 

この声が心に響いたことを、即得往生という。

その時、心に歓喜が起こる。

 

諸有衆生 聞其名号 信心歓喜 乃至一念 至心回向

願生彼国 即得往生 住不退転 唯除五逆 誹謗正法

(仏説大無量寿経 本願成就文)

 

そこから、本当の歩みが始まる。