もっぱらこの行につかえ、ただこの信をあがめよ(教行信証 総序 親鸞聖人)
本願の名号は正定の業なり、至心信楽の願を因とす(正信偈 親鸞聖人)
一心専念 弥陀名号 行住坐臥 不問時節近久
念念不捨者 是名正定之業 順彼佛願故(観経疏 善導大師)
自分の往生を決定するのは、本願の名号であり、
自分の行いや思い、わが身の状態ではない。
それらを問わない力を「無碍光」と仰ぐ。貫く智慧の光明。
弥陀の光明に障碍あることなし。
専らとは、余行をさしおいて、一行を選択すること。選択とは取捨選択、
選択と取捨は表裏であり、一体である。
煩悩具足、逆謗、五逆、闡提、みな来たれ。
一切が本願の正客、われらがための選択本願念佛。
専ら本願を憑む。
自分はたすかるのではない、まるまるたすけられればいい。
本願とともに。なむあみだぶつ