むなしさとともに

徒然なるままに。自分のために、そして、いつか如来に出遇う誰かのために。

本願は何も要求しない

迷ったらダメだ。

 

こんな浅ましいことを考えてはダメだ。

 

どうにも憎んだり、怒りの心が止まない。

 

貪りもやまない。

 

四十八の本願の中には、何一つ、私に求めていない。

 

汝、我が名を称えよ。称えるばかりで、必ず助ける。

 

これは何も私に要求していない。

 

大行とは、大小ではない。殊に優れている行と頂く。すなわち、

 

易行、勝行。称えやすく、保ちやすい名号。これ一つを回向し、

 

与えてくださった。本願力ゆえに、退転あることなし。

 

本願力とは、光明無量・寿命無量のはかりなき智慧と命のはたらきで

 

あるが故に、やむことがない。故に、摂取不捨である。

 

だから、安心して迷える。迷いは迷いのまま、わけがわからないなら、

 

訳がわからないまんま、ただ称えよの仰せを聞いて、はいと応える。

 

本願に相応するが故に、不退転である。

 

本願とともに。南無阿弥陀