むなしさとともに

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智慧海のごとくならん

三帰依文を拝読すると、このご文が出てきます。

 

自ら法に帰依したてまつる、まさに願わくは衆生とともに、

深く経蔵に入りて、智慧海のごとくならん。

 

弥陀の名号称えつつ 信心まことにうる人は

憶念の心常にして 佛恩報ずるおもいあり(ご和讃)

 

ひとりだけれど、ひとりではない。もろもろの衆生とともにいるひとり。

孤独だけれども、孤独をともにしてくださる如来とともにおる孤独。

 

自分は何も知らないから、どこまでも、誰からでも教えを請う。

 

深く経蔵に入りて智慧海のごとくならん。

 

ここちよい言葉の響き。どこまでも、どこまでも。どこまでも。

 

南無阿弥陀

 

【うつりかわるのが自然】

 

朝が来て、昼が来て、夕方が来て、夜が来て、また朝が来る

 

いつまでも朝でいれないし、夢は醒めるもの。

 

いつまでも病気ではいられない 無常は救いでもあると思う。

 

地獄も無常。やがてそこを離れる。