聞くばかり。
言葉を聞く。話を聞く。仰せを聞く。
有縁の方をただの人と思うな。
目の前の人は法蔵比丘が必ず佛に仕上げるという願をかけた人なり。
よって、ただびとではなく、いずれ必ず如来になる人なり。
佛の説法と思って聞けば、琴線に触れる言葉が隠れているはずだ。
自分の話など要らん。ただその言葉を聞き、言葉の響きから、
心を頂く。南無阿弥陀佛まことに尊し。念佛まことに不可思議。
今年も生きながらえることができました。
来年ももし命ありましたら、またともに聴聞させて頂きます。
南無阿弥陀佛 自分の声や言葉を見聞するのは、直の如来の説法なり。
ご縁を賜り、誠に有難うございました。ではまた。