地獄にいるとしよう。
なぜ地獄か。答える。希望を見出だせぬ故に。
地獄を超えるとは何故ぞ?答える。
我すでに光を蒙る。我すでに光を見出す。
もはや地獄を恐れる必要はない。
何故に?一人ではない故に。如来常にまします。
地獄を超えるとは逃げぬこと。引き受けること。
如来は足となり大地となり、我らを支えたまう。
これを横超という。地獄もまた無常である。実相を観ずるに恐れるに足らず。如来法性は常住なり。
なんともない、ただびとの独り言。
南無阿弥陀佛