むなしさとともに

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なぜ自力では助からないのか②

われらは真宗親鸞聖人の教えを尋ねるものであります。

 

親鸞聖人の教えを通して、釈迦如来が説いて下さった佛説を頂くのであります。

 

よって、まず親鸞聖人の仰せを暫く頂きたく存じます。

 

もし良ければ岩波文庫親鸞和讃集(名畑應順)もお求め下さい。

 

親鸞聖人がつけておられる左訓を拝読できます。

 

親鸞聖人が大切なことを教えてくださいます。

 

 

正法の時機とおもへども

底下の凡愚となれる身は

清浄のこころなし

菩提心いかがせん

大谷派真宗聖典p501 ,14)

岩波文庫p159)

時機の左訓 時と衆生なり

 

底下の左訓 煩悩具足のわれらなり

 

凡夫を底下というなり 

 

訳は岩波文庫より写す。

 

訳)

自力修行する人が今は正法の時代、

 

我は正法の根機であると思って修行するけれども、

 

既に末法の下賤な凡夫に生まれたこの身は、

 

清浄の心も真実の心もない。どうして菩提心

おこされよう。

 

以下、

 

謹んで案じまするに、

 

相応という言葉がある。

 

念仏は時機相応、如来選択、如来回向の行。

 

諸行は末法の現在に生まれたわれらに相応しない。

 

浄土往生の行として、成り立たない。

 

なぜか。第一に、

 

わたくしの心、わがためにという心が一切の行に

 

雑ざるからであります。

 

見返りを求める心が雑ざる。

 

このことをもう少しお尋ねしていきます。

 

 

ペースは3日に一記事くらいでいけたらなぁと思います。

 

 

南無阿弥陀