2015-11-09 祇園精舎の鐘の声 にんげん 小学生だったろうか。暗唱させられた覚えがある。 諸行無常の響きあり。おごれるものも久しからず。 盛者必衰のことわりをあらわす。 春の夜の夢の如し。 言葉の響きが何となく今も頭に残っている。 無常は人間の都合を全く超えて押し寄せる。 人はなすすべがない。 人間を超えるものに対し、全く無力な自分。 時は流れ、とどまることを知らず、止めることができない。 事実は恐ろしく淡々としている。