如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も 骨を砕きても謝すべし
今まで自分が御恩報謝すべきと思っていた。
でも、ふと気づいた。
自分のために無量永劫、既に身を粉にし、
骨を砕いて、どんなに苦しくとも、汝のためならと、
笑顔で命を捨てて下さった方が如来だと気づいた。
方向が逆さまだ。
どんなに浅ましい歩みしかできなくても、それでも、
そんな汝だからこそとおっしゃる。
決して捨てぬという大悲。摂取不捨。
もう何もいえない。ただ本願を仰ぎ、ただ念佛す。
如来の大悲とともに。なむあみだぶつ