無碍光を有難く思う。
無碍光を味わうに、わが身我が心の在り様を、一切問わないという心。
汝の心身に一切を期待しない。要求しない。一切とはゼロである。
汝ただ我が名を称えよ。
はい、南無阿弥陀仏。
本願に相応し、前念命終 後念即生(愚禿抄)
わたしの思いが破れて、如来とともに、本当の自分に出遇う。
それを前念命終 後念即生と頂く。
無碍光とは、関係がない、ということ。
念佛ひとつで事足りると先人は仰ったそうだ。
自分は、ただ仰せに従い、ただ念佛す。
無碍光とはわたしを貫く。わたしの思いを貫き通す光である。
本願とともに。十方の兄弟とともに。なむあみだぶつ。