この一年は、不思議なご縁で沢山の方にお会いさせて頂き、
共にひとときをすごすことができました。
日々、現実と念佛から知らされることは、
いよいよ迷いは深い、全くそこがつかないということしかわからないほど、
深淵である、ということと感じる。
浅ましい、残念である。うぬぼれ、我執、我愛。愛欲、名利。
財欲、怒り、そねみ、ねたみ。これらが明るみになってくる。
悲しいなと思っても、刹那すぐに消えてしまう。悲しさをひきずることさえ、
できない。
しかし、如来は仰る。だから、捨てない、と。
水火の難に堕することをおそれざれ。我能く汝を護らん。
二河の譬に弥陀如来が仰るお言葉のとおり。無碍であり、無量であり、
一切の有碍を貫く。これが選択本願念佛。
初めは転であったが、今は忍、そのまま堪える。如来が足となり、大地となり、
共に受け止めてくださる。
それが念佛である。自然のりょうをしらせん念佛である。
念佛は本願である。念佛の他に本願はない。このことを絶対不二と味わう。
来年もいのちがあれば、共に念佛往生の本願、大悲を聞かせて頂きたく思う。
こんなしょうもないブログをどなたがご覧になっているか、わかりませんが、
ご縁を賜り、有難うございました。
寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛下さいませ。もしよければ、
お念佛を申してください。ただくちになむあみだぶつと。
本願とともに。南無阿弥陀佛