2017-05-07 大悲のいわれ 念佛 もろもろの衆生を視そなわすこと、自己のごとし(仏説無量寿経) 自分と衆生、わたしを分けずに自身として、 私の上に必ず本願を成就しようと大悲を起こされ、 敢えて言葉に成り下がり、南無阿弥陀佛の声にまで 成って下さったご親切。 それを南無阿弥陀佛のいわれという。 南無阿弥陀佛のいわれを聞く。わが名を称えよという 如来の仰せを専ら聞く。如来は念佛の声を通して出遇う。 如来との出遇いはそのまま自己との出遇いとなる。 自己とは出遇うもの、出遇い続けるものである。 南無阿弥陀佛