もしは七日および一日、下十声乃至一声、一念等に至るまで、
かならず往生を得。この事を証誠したまふが故に護念経と名づく。
わが名を称える者よ、汝よ、流転したくても流転させんぞよ、
わが浄土に必ず往生させるが弥陀の本願。諸仏方の証誠ではまだ足りませぬか。
諸仏証誠護念の有り難さよ。先達の教化、ことばの尊さよ。
この一声が弥陀じゃぞよ。聞こえるままが助けるの仰せ。ただ称え、
聞くばかり、わが思いはさしおくばかり。
南無阿弥陀佛
ただ助けるの仰せが今は嬉しくたのもしい。