迷いどおしである。
苦しくて、悲しくて、寂しくて、
どうにもならない。これが毎日のすがたである。
心が苦しい。
光明とは心の光だと先生に教わった。
心光という。救いは過去の体験にすがることでは
ない、生きて泣いている今、南無阿弥陀佛は
あなたに何と仰るかを聞くのだと。
そうか、今、ここで助からない自分に、
だからこそ我をたのめ、必ず往生させると
誓って念佛にまでなって至り届いてくださるのだ。
落ち込む日も、どうしようもなく悲しくて、
立ち尽くすよりほかない時もある。
しかし、何時以下なる時も如来の大悲が不断で
ある。
常に念佛に帰りなさいと教えて頂いた。
葛藤の時、また道に戻して下さる方が、
善知識であります。
南無阿弥陀佛