空は青く、澄んでいる。
桜を愛でたいが、浮かれてもいられない。
時節到来、収束の目処が立つまで、
仕事の区切りがつくまで、弛むことは
できない。
聞法会も中止。だが、念佛は人も時も場所も
選ばない。今、ここに不急のことだらけの
自分に南無阿弥陀佛と出てくださる。
称えるのは自分であるが、出処は十七願。
往生させて下さるは十八願。
如来の本願、まことに有り難し。
如来の大悲、まことに尊し。
無碍の光明、煩悩を障りとせず、貫き至る。
南無阿弥陀佛