今口に称え、この耳に聞こえるこの一声を聞く。
それ以外に具体的な本願のおはたらきはない。
この一声の因は法蔵比丘の助けずばおかんの願心。
因がまことならば果もまこと。
この一声を聞く。念佛とは聞くものであります。
南無阿弥陀佛
ここのところアクセスが増えていて、
なんかあったんかなと思っています。
またすぐに元に戻るでしょう。
訳してくださった岩波文庫の本を読んでいます。
ブッダのことば、スッタニパータより引用します。
四方のどこにでも赴き、害心あることなく、何でも得たもので満足し、
もろもの苦難に堪えて、恐れることなく、犀の角のように
ただ独り歩め。(ブッダのことばスッタニパータp18 岩波文庫)
煩悩を止滅するとは、なくすことでない。
中村先生によると、制する、制御するということだそうだ。
すなわち実相を観察する。
煩悩の根元は無明であり、それは無根拠である。
すなわち妄想に過ぎない。
煩悩は正体を見破られたならば、その力を失う。
恐れるに足らず。ほったらかしにして、眺めればいい。
少欲知足でただ独り歩め。すなわち念佛申せの仰せ。
専修念佛の大道、まことに尊し。
南無阿弥陀佛