むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

3月半ばまで休みます

たびたびすみません。暫く休みます。理由は、資格受験のため、です。大したものではないのですが、まず足掛かりとして、取らないといけないものがありまして。 知ったこと、と、できることは違う、と言われます。もし知っているならば、できないと意味がない…

苦の存在たる事実

苦とは、思い通りにならない、ということ。すなわち、形を持つ存在は微塵の例外なく、一切が苦の存在である。無常を免れるものあらず。移り変わっていく定めにある。われも、かれも、かのじょも、一人も免れることあることなし。この事実から目を逸らさずに…

追記あり 共に助けられること

自分だけ助かるとか、他の人をさしおいて、自分だけ良い目にあうとか、味気ないと感じる。やはり、共に生老病死を抱えた苦悩の存在であり、故に如来から大悲されている。このことを忘れてはいけないと思う。身体の不自由な犬を見る。先立って死んだ魚を見る…

十地の階梯⑦第九地 善慧地 自在なる説法

完全に社会に身を置きつつ、それに染まらずに佛の教えを聞き往生を期する。それが本当の菩薩の相というものだろう。声聞には声聞の教えを、縁覚には縁覚の教えを、菩薩には菩薩の教えを、無仏法の人には、道徳を説く。一つに固執せず、時と場と人に応じた道…

無碍光明破無明闇

難思の弘誓は難度海を度する大船、無碍の光明は無明の闇を破する慧日なり。(顕浄土真実教行証文類 総序の文 親鸞聖人) 無碍の光明とは、われらに一切の要求がない、ということ。翻すと、自分で自分を、他者を真に受け止めることができないのが、汝なのだ、…

同じ地平に立つ

上下の関係は、疲れる。気を遣うし、嫉妬、ねたみ、そういうものが起こるのは、関係性を縁として起こる。上下でなく、水平。同じ地平に立つ。 君も苦しいのか。悲しいのか。むなしいのか。 僕もそうだ。むなしさが消えぬのだよ。人間であることが、痛く、悲…

注目記事について

不思議なことに、以前書いた記事を未だに見て下さる方がいらっしゃります。これらについては、気がついたら、継ぎ足しをしています。何回か加筆したものもありますし、まばらではありますが、ご容赦ください。題名のあとに、追記あり、としておきます。もし…

一途に大悲を聞く

お西、お東、仏光寺派、高田派、興正寺派。浄土真宗には色々な宗派がありますが、個人的には、何派だろうが、関係なくて、大悲を説いて下さる方であれば、足を運ぶのであります。たとえ他宗の方でも構わない。ある先生から聞かなければ信心は起こらないとか…

聴聞に身を置く

今は六時過ぎ、七時から勉強会があり、向かっている。お香の焚かれている場所に身を置くと、意図せずとも、自ずからお香の薫りが衣服に沁み付いてくださる。先達はこう仰った。仏法は毛穴から入るものだ、と。聴聞に身を置く、穴の空いたザルとも、水の中に…

念佛がはたらいて下さる相とは

とるに足らない会話。掲示を見てくれたこと、好きなドラマを教えてくれること。アドバイスを聞き入れて下さり、具体的に物事が変わる可能性を感じること。 音響忍という言葉もある。何を感受するかは、自分次第なのだろう。 ストロークという概念がある。存…