むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【暫く更新は止まります】未生怨ということ

一つ、とても気になることが生じた。 未生怨というものです。 観無量寿経、涅槃経に出る、 アジャセという言葉は、未生怨という意味があるそうです。 端的にいうと、縁起を憎む心、のようです。 この心が確実に自分の心に在ると感じています。 これは他者の…

思いますこと

コロナ禍の中で思うこと。コロナウィルスにかかることよりも、かかった後の自分に対する他者、世間の反応が怖い。 平素隠された本質が感染したことを縁に露出する。 本質がないわけではなくて、露出する縁が来ていないから他者に親切にできるだけで、いよい…

不安と怯え

根本的に不安と怯えを抱えていると思う。 捨てられるのが怖い。要らないと言われるのが 怖い。 怯えがあるから、他者を信頼できない。 怯えがあるから、他者を攻撃し批判する。 怯えがあるのは、不安だからだ。 不安とは、不安定である。 ふらふらして、定ま…

維摩経の一説

大乗仏典7 維摩経 首楞厳三昧経 p79中央公論社より 病気の根源 その病の根本とは何か。対象をとらえることが根本です。対象としてとらえられたものがある限り、そのものが病の根本であります。何をとらえているかというと、全世界(三界)を対象としてとらえ…