むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

2015-01-01から1年間の記事一覧

ともに歩もう

いまだに、人をうらやむことがある。 自分はこれでよいのだろうか?なぜ、あの人のようになれないのだろうか? そのとき、声が聞こえる。 「お前はお前のまま行け。我、汝と共に、汝の足となり、汝と共に歩まん。 汝の後生、この弥陀が引き受けた。 今生では…

天知る、地知る

善因善果、悪因悪果、自因自果(自業自得) 私には、何が善で何が悪なのか、わからんのです。 わかる、これが善や、あれが悪や、そう思って生きてきました。 ただ、よくよく考えると、私が善や、悪やと思っていることには、 表裏があります。 よかれと思って…

ツイッター

余談です。 ツイッターも時々やっております。 心の変化の記録みたいな側面もあります。 もしよければどうぞ。 @owarinakiayumi 2015.5月以前 仕事に対する愚痴、むなしさ 2015年5月以降 新しい歩み、ブログ更新案内

ありがとう

ありがとう、という言葉は美しく、やさしい。 そこには、我、がない。純粋に相手の行に対し、 かたじけのうございますという思いがあるんじゃないかな。 できるなら、美しい言葉に親しみ、自分にご縁のある方が 少しでも笑って過ごせるように生きたいなと思…

2015年

今年のはじめは、絶望だった。 何も見えない。暗黒。希望もない。どうしたらよいのか、 何をすればいいのかもわからない。 持っていたもの、信じていたもの、すべてを捨てた。 というか、捨てざるを得なかった。 ことごとく、自分の心を支えてくれる力がなか…

対話

念仏を通して、常に真実に向き合う。 自分の日暮、日常の有様を知らせて頂く。 哀しみはなくならない。 苦しみはなくならない。 でも、その思いの裏側に大悲がいらっしゃる。 煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我(正信偈) 煩悩即菩提 念仏を通し、真実と邂逅す…

出遇いと痛みと無常と

不思議なご縁で、それまで、全然会った事も話したこともなかった方と 聞法させて頂く機縁に恵まれている。 人との出遇いも不思議だ。 これまで、自分のこころは、相当内向きだった。自分の殻に閉じこもっていた、 というか、人と関わるのが怖かった、傷つく…

命の意味

安心とか、安らぎとか、満足とか、自由とか。 阿弥陀さんの救いを色んな形で表現できると思うが、 自分の味わいをいうならば、 お前はお前でいいんや、後生は弥陀が引受けた。 お前はお前のままで生きてゆけ。大丈夫や。 何時も阿弥陀さんが憶念して下さって…

痛みに敏感になりたい

他人の問題を自分の問題と考える。 他人の苦しみを自分の苦しみに置き換える。 いや、本当に自身の苦しみとして、感応できる。 これが仏や菩薩といわれる方だと思う。 引き換え、自分の日暮はどうか。 如何に痛みに鈍感で、無慈悲で、如何に自分中心で、他を…

負けて生きようと思う

人生の勝ち組とか負け組みとか、世間では色々あるが、 本当に勝ちとか負けとかあるのだろうか? そもそも、人生の勝ち負けって、なんなのだ? 自分にはさっぱりわからない。 一般的に、金がたくさんあるほうが、幸せ。 子どもがいないより、居たほうが幸せ。…

全然分かり合えない

徹底した差別性。 他を低くとらえ、自己を尊ぶ。 自分は悪くない。あいつが悪い。あいつは愚かだ。 根本的に自是他非の心を抱えている。 そいつが他人を自分の心で理解している、理解できると思っている。 全く他人の心がわからない。痛みや悲しみを共有、共…

人と生まれて

ああ夢幻にして真にあらず、寿夭にして保ちがたし。 呼吸の頃に、すなわちこれ来生なり。一たび人身を失いつれば、 万劫にも復せず。この時悟らずは、仏もし衆生をいかがしたまわん。 願わくは深く無常を念じて、いたずらに後悔を胎すことなかれ。 (教行信…

意味がないとしんどい

人間は、意味を食べる生き物だと、ご法話で聞いたことがある。 自分が思うに、意味がないことをするのは、苦痛である、ということでは、 ないかなと思う。 確か、どこかの国の刑罰か、何かでこんなことがあった。 土を片方から、片方へ運ぶ。すると、片方の…

16/4/5追記)ただくちに名号を称するなり

これさらにしずかに観じ、ふかく念ずるにあらず、 ただくちに名号を称するなり(唯信鈔 真宗聖典 大谷派P925) 最近、唯信鈔をあじわっています。 如来が見てとる人の姿とは一体どのようなものでしょうか。 私自身は、根本的に善悪を判断する力がなく、 自分…

是非しらず邪正もわかぬこのみなり

是非しらず邪正もわかぬ このみなり 小慈小悲もなけれども 名利に人師をこのむなり (正像末和讃116) わが身(わたし)は、何が正しくて(良いこと)、 何が誤っていること(間違ったこと)なのか、 判断ができない。 ものを哀れみ、いつくしむような心はな…

無碍の一道

念仏者は無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、 信心の行者には天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。 罪悪も業報も感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、 無碍の一道なりと云々(歎異抄 第七章) 仏法は、障り(苦ー思い通りに…

わたしの歩み、これからの歩み

自分は、なぜこのブログを始めたか、というのは、過去の分に 書いたのですが、結局のところの、結論は、 本当に満足のいくものは、真宗の教えに実在しており、自分は、 それに遇うことができた。不思議なご縁を賜りました。 なので、このブログを通して、少…

苦の意味

苦しいというと、自分が思い煩う、ことのような気がするが、 仏教での意味は、「思い通りにいかない」、ということだそうだ。 では、自分の望みが思い通りにいけば、それで満足するのだろうか? たぶん、それらがかなっても本当に満たしてくれるものは、ない…

前向きな言葉と一緒に

最近は、できるだけ、言葉に気をつけるようにしている。 なぜか、というと、自分は言葉に引きずられると思うからだ。 たとえば、悪口や陰口をたたくとする。それは、自分の無意識だけでなく、 それを聞かされた人にも、伝染する。 ネガティブな言葉を使うと…

矛盾

さっき、飼っているメダカを見ると、一匹死んでしまっていた。 水草のすきまにはさまっていて、死後幾日かすぎており、 体が溶けているようだった。 これが無常であると教えてくれたのだと思うべきだし、 かわいそうだとも思った。 だが、そのすぐあと、昨日…

ブログのきっかけ

ブログを書こうか、と思ったきっかけは、 『ある人』が亡くなったことだと思っている。 自分は、その方に直接お会いする機会はなかったが、 その方の書かれたブログを通して、よきひととの出逢いを頂いた。 その方の文章は、やわらかく、とげとげしくなく、 …

やわらかな心

身も心も、水のように、柔らかく、 何者にも縛られることのない自分になりたい。 地味でも、あほでも、かまわない。 しなやかに、あるときは優しく、 あるときは力強く、淡々と歩みたい。 それが、自分が自分に望む願いだ。

他人事ではない

犯罪。悲惨な事件。 それらは、他人事だと思っていた。それは、被害を受ける側に留まらず、 さすがに、自分もそんな馬鹿なことはしない、と。 でも、今は、身に染みて思う。 やりかねない。その因子が自分にはある、と。 『さるべき業縁のをもよおさば、いか…

まずいものは食えない

本当においしいものをたしなむようになると、 それまでよく食べていたインスタント食品が次第に食べれなくなる、 遠ざかる、と思う。 昔は本当によく食べていたけど、無添加の野菜を中心に、 満遍なく、好き嫌いなく食べるようになると、 なんとなく、おいし…

かけがえのないもの

人それぞれ大切なものがあると思う。 愛する人、財、健康、地位、名誉。 自分の場合は、時間だ。 心を振り返る時間。本を読む時間。 大事な人と共に過ごす時間。聴聞し、念佛する時間。 時間には限りがあり、無常の風に吹かれた刹那、今生の別れとなる。 今…

自由

浮きもせず、沈みもせず、 沈んだとしても、浮き上がり、 怒ったとしても縛られず、 欲しがっても欲におぼれず。 つまらない人生だね、そう言われてもかまわない。 とぼとぼと生きてゆけばよい。 人の心は移り変わる。信じる価値があるとも思うが、 永遠では…

大丈夫

無責任という歌。 5月のある夕暮れ、ラジオから流れてきた。 初めて聞いた曲。 なぜか、涙がこぼれた。色んなことに行き詰まり、 この先、どうやって生きていけばいいのか、見失いそうになっていた。 自分ではどうしても道が見つからなかった。 大丈夫。大丈…

祇園精舎の鐘の声

小学生だったろうか。暗唱させられた覚えがある。 諸行無常の響きあり。おごれるものも久しからず。 盛者必衰のことわりをあらわす。 春の夜の夢の如し。 言葉の響きが何となく今も頭に残っている。 無常は人間の都合を全く超えて押し寄せる。 人はなすすべ…

如来との出遇いから始まった歩み

信心決定。 浄土真宗、親鸞聖人の御教えの根本的なテーマだと思う。 阿弥陀仏の本願に対して、自分は、本願から漏れているのではないだろうか? 救われないのではないだろうか? こんな、浅ましい心の自分では、到底、ダメだ。 はっきりしない。 わが身を当…

悪の天才

食べること一つとっても、どれだけの悪を作り続けるのか。 他のいのちを奪わなければ我が身を保つことができない。 悪事をやめよと教えられても、止める力がない。 少しはあるとかではなく、皆無である。 こういう業を抱えたものを目当てにされている方がま…