むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

何一つわからなくて大丈夫

浄土真宗にご縁を頂き、よかったなぁと思っています。 親鸞という方がお出ましにならなければ、 法然聖人のただ念佛の心がわからなかった、 つまり、自分が本願に出遇うということは、決してなかったと思います。 また、この地球の、大地に、釈迦如来という…

ほかに道なし

ただ念佛のほかに、われ道無し。 如来まします故に、何も問題ない。 如来とともにわれはゆくのみ。

称名念佛

名を称える。 名とは、南無阿弥陀仏。 なんで、阿弥陀仏なのに、名前が南無阿弥陀仏なのか。 阿弥陀仏でいいじゃん。 いいえ、南無阿弥陀仏でなければなりません。 そこには、わたしと決して離れぬ心が文字として、声として、 現れていると頂きます。 間に合…

仰せにしたがう

帰命とか南無というと、おまかせ、とかそのままとか聞きます。 自分なりにこの言葉を味わうならば、 ただ、仏語、すなわち如来の仰せ、よきひとの仰せのままに、 従う、そのことを帰命といい、南無というのだと思う。 これは、何にも難しいことはない。日常…

弱さから逃げない

自分は脆いし、弱い。特別な才能など何もない。 でも、それでよい。 自分は、とぼとぼ自分の歩みを進めるだけ。 意味や結果を求める旅は終わった。 今、自分の目的と手段は、一つ。決して離れない。 だから、今の自分の弱さを否定せず、ともに歩む。 ただそ…

ことのは

口に関する戒めは、意業、身業よりも多い。 十善戒 - Wikipedia 改めて考えると、一つさえ戒律を保つことができない。 そして、言葉が危ないなと思うことの主たる要素に、 「言葉の善悪は、自分では決定できないこと」を思う。 何気ない一言が、希望を与える…

善知識は一人ではない

まことの仏法を説いてくださる方は、この人だけだ。 だから、自分はこの人から聞くしかないんだ。 こんな事、思いませんか? これは偏りです。 お釈迦様は、阿弥陀経で、東方、 南方、西方、北方、 下方、上方の世界で、自分が、今、阿弥陀仏の不可思議の功…

本願のまごころ

「聞」と言うは、衆生、仏願の生起・本末を聞きて疑心あることなし。これを「聞」と曰うなり。 仏願の生起・本末とは、如来選択の名号、衆生の側からいえば、 称名念仏一行を選ばれた「理由」と頂きます。 法の側からいえば、選択本願、 本願を成就するため…

苦しみを超える(横超)

私の住むこの世界のことを、仏法では、 娑婆(しゃば)と示して下さっている。 娑婆とは「堪忍の土」(かんにんのど)という意味があり、 この世界は「耐え忍ばねばならない場所」であるという教えです。 人はよく「苦しい」といいます。 仏法における「苦」…

摂取不捨 目的と手段の合一

目的と手段は別々であり、手段は目的を達するための方便である。 世間一般の考え方だと思う。 しかし、これだと問題が残る。 一つは上下の問題。 二つは持続の問題。 前者は、目的が手段よりも優位に立つ。 後者は、目的が達せられた後、新たな目的が必要と…

むなしさとともに②

むなしさとともに、の「ともに」についてです。 「ともに」は、共にであり、友にであり、倶にであります。 本願は、常に十方衆生、具体的には、 わたしいちにんに、いきとしいけるものすべてに、平等に かけられた純粋な願いです。 私は、今、本願と共に在る…

むなしさとともに①

突然ですが、ブログのタイトルについて、 「むなしくない」から「むなしさとともに」に 変えようと思いました。 理由は「むなしさ」は否定すべきものではなかった、と 教えて頂いたから、です。 これは、自分にとって、とても驚いたことでした。 むなしさが…

自分とは何だろう?

事実は、一切の物事を先行している。 すでに在らしめている、あまたの関係性の中で、自分というものを 存在たらしめている。一切の、いのちあるものを、願っている。 このことを親鸞聖人は「無為自然」とか「本願力」と表現されたのではないかな、 と思うの…

本願を聞く

一生懸命聞いてきたつもりでしたが、ずっと方向を間違えてきました。 仏法とは何か。 如来世に興出したもうゆえは、唯弥陀の本願海を説かんとなり。 仏法とは、弥陀の本願である、と親鸞聖人は答えて下さいました。 わたしは全く本願を聞いていなかった。 自…

新しい課題

今日教わった事は、非常に大きいことだと思った。 自分の問題が終わるなんてとんでもない誤りで、 改めて自己の在り方が問われる、終わりなく、問われ続けていく、 それが聞法だと教わった。 物事の一つ一つにおいて、お前の在り方は何だ?と自分が問われる。…

天国と浄土

仏法でも、天国があります。 それは、天上界と申すと聞かせて頂きます。 そして、仏法では、天国は、 六道すなわち迷いの世界の一つであると聞かせて頂きます。 対して、浄土という世界は何か? 地獄界、 餓鬼界、 畜生界、 修羅界、 人間界、 天上界の六道…

柔らかくしなやかに

柔軟心はありがたい。 自分ならば見過ごすことを、見つけてくれる。 そこに「あぁ、ありがたいな」と云う心を附してくださる。 生きていると、自分の力不足で、ご迷惑を掛けることが多々ある。 そのとき、以前ならば「隠してしまいたい」「逃げたい」と 先延…