むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

常行大悲

佛さまが常行大悲の方であり、 自分は専ら佛さまの行を蒙るのであった。 お念佛の相、まことに大悲である。 独りでも独りではない。 南無阿弥陀佛

目的と手段が統合される

日常では、目的が先で、手段が問われる。 むなしいとは、目的や意味を見失っていると 言えないだろうか。だから、白けたり、 真面目にするのが馬鹿馬鹿しく思える。 今、お前はどうだと問われるとする。 われ、今はただ一向に行ずるのみ。 もはや結果、ある…

第14章 ブッダ

184. 忍耐・堪忍は最上の苦行である。ニルヴァーナは最高のものであると、もろもろのブッダは説きたまう。他人を害する人は出家者ではない。他人を悩ます人は(道の人)ではない。 (中村元先生 ブッダの真理のことば感興のことば 岩波文庫p36) 忍耐、堪忍…

雑感

歓びも他者を傷つける。 この鈍感さを罪というのだろう。 そうすると罪を犯さない人間は一人も いないと思う。ならば、この歓びも 捨てて、ただ一人の人間に還ること、 還ろうとあがくことのみが 人間を回復しうるただ一つの道ではない だろうか。悲しみを忘…

気の向くまま赴くまま

自由、何にも替え難いもの。 他者の自由を脅かさない限り、人は 自由であるべきだと思うし、本来は自由なのだと思う。 ただ、我執に縛られ、顛倒に引きずられ。 全くがんじがらめだ。 ただ、がんじがらめの中にいつつ、 今、ここに、自由が届いている。 輝き…

心境に用事なし

疑心あることなし、これを聞というなり、 と親鸞聖人は仰った。 若不生者の誓いゆえ 信楽まことにときいたり 一念慶喜するひとは 往生必ずさだまりぬ 歓びに浸った時もある。 浅ましさに眠れなかった日もあった。 有難い心も有り難く無かろうと 共に用事なし…

変化は面白い

変わることは面白い。 変わることは動くこと、反応したり、 適応すること。 ただし変わらぬ軸を獲た上で、 敢えて変わることを選ぶことと、 流されて変わること、即ち、 変わることを忌避するけど、変わらざるを 得ないのとでは、相が同じでも意味が異なる。…

第四章 花にちなんで

他人の過失を見るなかれ。 他人のしたこととしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ(ブッダの真理のことば感興のことば 中村元先生訳岩波文庫p17) 暫く中村先生訳のダンマパダの文章を ゆっくり読んでみたいと思います。 …

冷静に淡々と

元号が変わった。 平成最後。新しい時代。 テレビはほとんど見ないので、繰り返し こういう言葉が使われていること、 退位と即位の報道が飛び交っているのは とても違和感がある。何か国民に印象づけ ようという意図があるように思う。 一年に何度元号を思い…