むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

何のために仏法を聞いておられるのですか?

この問いを忘れて聴聞しても何にもならないと思う。 存在の決着をつけるために道を求める以外、動機はないのでは、と思うからだ。 師は度々仰る。 人間にとって無意味な人生は耐え難い、と。 意味のある人生、価値ある人生とは何だろうか?恐らく各自でその答…

自覚の信

我々には機の深信が大事である。万死に一生をかけて一歩前進する、これが本願念佛の道というものである。 一応信心決定しても、その信心が自覚の信になることが容易でない。親鸞聖人は法然上人にお遇いなされて一応お解りになったのであろう。 法然上人のお…

如来の本願、称名に顕る

天親菩薩の論、註解して、如来の本願、称名に顕る(浄土文類聚鈔親鸞聖人東聖典p412) かたちを必要としないものが、あえて自分を捨ててかたちを選んで下さったのが称名である。 あの人は誠実な人だ。 何を以てあの人を誠実とする? 彼、彼女はどんな人にも礼…

自灯明、法灯明

自分は、どこの寺院にも所属していない。 多分ずっとそうなのだろうと思う。 寄っかかりたくないというか、依存したくないというか。 お釈迦様はおっしゃられた。筏の例え。 船は岸辺へ着いたら、船はそこに置いて歩いていく。いつまでも船の周りでたむろし…

未生怨を超えせしめる道−横超

https://twitter.com/oujouwogosuru/status/1314352732111683584?s=19 【未生怨】とは、アジャセという言葉の漢訳だそうです。 端的には【縁起を憎む心】だそうです。 もう少しいえば、 【縁起を選り好みしようとする心】かもしれない。 つまり、自分の価値…

方便法身の大悲

今日、ZOOMの聞法会に参加させて頂いた。 研修で使ったことがあったが、プライベートかつ、聞法会では初めてだった。 感想は、改めて、その場に足を運ぶことは、それそのものに力があるのだなということだ。 先生は、悩んでおられた。どうすれば毎年継続して…