むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

一つの側面ににすぎない

苦しいと、悲しいと、それが自己を支配して、 それが自分の全てのように思えて、苦しくて苦しくて、 悲しくて悲しくて仕方がなくなる。 もう嫌だ。どうしたらいいんだ。 苦しいのは分かる。自分も通った道だから。 だからこそ云いたい。 立ち止まっていいよ…

僕は弱い

難儀を殺すのではなく、生かし切るのが、弥陀の本願。 難儀から逃げるのではなく、受けとめる。 こらえ切る。 ここに仏法の真髄を思う。 追伸 本当は逃げたくて仕方がないんです。 不都合な現実を受け止めたくないし、誰かのせいにしたい。 いつまでも平和で…

難儀だな

どうしてこう、自分という都合から離れられないのか。 魚は水の中でしか、生きられない。 陸にあがったら干上がってしまう。 でも、水の中にいることは、陸や空を知らないということ。 森や林、花も知らないということ。 何も知らない。分からない。 水の中…

ただ念佛して

自分は決して仏弟子にはなれない。 自分の心の中には、いつまでも眠りたい、夢を見続けたい、 フトンから出たくない、おいしいものが食べたい、 貧しい暮らしをおくりたくない、健康でありたい、 こういう心しか湧いてこない。 何が悪いの?と思うかもしれな…

聖道の慈悲と浄土の慈悲 追記あり

詳しくは、歎異抄にてご覧下さい。ここでは省きます。 自分がこれらの言葉をどう感じているか、文章を通して、 確かめたく存じます。 聖道の慈悲とは、人間の思いやりのことだと思う。 小さき命をいつくしみ、育てたり、ボランティアや寄付に限らず、 肉体・…

帰命無量寿如来

『無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無したてまつる』 親鸞聖人の正信偈の最初の箇所のご文です。 帰命も南無も同じ。 自分の存在全体の一切を託すことである、と味わいます。 ご法話では、まかせる、とよく聞かせて頂きます。 誰に。 限りなき命と光の仏…

答えはいつもそばにある

幸せの青い鳥を探して、ずっと彷徨って来た。 探しても探しても見つからない。 ずっと、ずっと。持つ者をうらやみ、あのようになりたい。 あのようにならなければ。 なりたくてもなれず、欲しくても手に入らず。 そういうむなしい歩みに耐えられず、心が軋ん…

変わらざる者よ

十八願は、その心を変えよ、の仰せはない。 変わらざる者よ。間に合わないなら、ただ我が名を称えよ。 この仰せに、騙されても仕方ないとお念佛を申させて頂く。 その一念、彼の仏願に相応するが故に、本願がわたしの上に成就する。 いつ?どこで? 今、ここ…

弥陀の名号

一心専念 弥陀名号 行住坐臥 不問時節久近 念々不捨者 是名正定之業 順彼仏願故 中国、善導大師という方の言葉。 いつでも念佛申せ。常に。是は正定の業と名づく。 弥陀の本願に順ずるが故に、と頂きます。 念佛はわたしが選んだ行ではない。 法蔵比丘が本願…

どうしたら、どうしたら

答えが見つからない。 探しても、探しても、見つからない。 どうしたらいいんだ。どうしたら解決できるんだ。 頭の中でどうどうめぐり。 自分では答えが出せない。 どうしたら、どうしたら。どうしたら、どうしたら。 念佛が心に響いたとき、一つの結論が浮…

造悪無碍について

造悪無碍、という言葉を考える。 弥陀の本願を信受すれば、自分自身の疑情は破られる。 故に、その後は、何をしてもよい。ならば、悪をしなければ損だ。 こんな感じじゃないかと思う。 これは、違う。 凡夫、という言葉は、止むに止めぬわが身の現実に向き合…

会うは別れの始め

出会いと別れは裏表。 裏表という事は、離れていないこと、別々でない。 二つの相。 しかし、どうしても別々にしか考えれない。この事実を凡夫と申す。 別れは辛い、かなしい、離れたくない、切ない。 泣きたい時は泣けばいい。 涙は流すものではなく、あふ…

大事なのは今

過去、現在、未来。 過去があって、現在があるし、 現在があって、未来がある。 これが普通の考えだと思う。 でも、浄土真宗では、「今」しかない、と聞かせて頂きます。 あなたは、今に満足してますか? 僕はずっとできなかった。むなしかったし、生きてい…

最近の課題

最近の課題は、「わが身」と「煩悩具足の事実」について、です。 しかし、これについて、真宗聖典(七祖編)を拝読し、少しずつ 学ばせて頂いています。 結論は「空」であり、一切のものは「縁起」によって生起している、 ということを教えて頂きますが、わ…

まことに出遇う

いつもお越し下さり、有難うございます。 これからは、週に1度、金曜日あたりに、 徒然なるままに記したく、思っております(できなくても許して下さいね) 私が『本物の人』やと思う方に、鍵山秀三郎という人がおられます。 私のようなものが、人様のこと…