2019-03-12 わが名を称えよ 念佛 善知識 阿弥陀佛の本願は、 わが名を称えよという本願である。 われらからすれば、聞名である。 南無阿弥陀佛を 称えさせ、聞かせて、信じさせ、往生 させ、成仏せしめる。これが他力の おはたらきである。そして、 大悲念佛を通して智慧の信心が発起する。 誓願不思議に助けられて往生させて頂く。 われらの問題は真の生存であろうと観ず。 真の生存を往生という。 南無阿弥陀佛
2019-03-08 一向専修 にんげん 他者は自分の往生に責任をとることはない。 厳粛なひとりの問題、代わりは利かない。 自分は一向に専ら突き進みたいと思う。 何故なら他者は既に助かっているかも しれないが、自分はやはり助からないので ある。ただ何もないわけではなく、 明らかな方向があり、行がある。 この道を往けばいい。 最近、悟りに迷ってきたのだろうと 感じる。迷いを忘れて、ずっと悟りを 求めて迷ってきたのだろう。 幸せの青い鳥はずっと傍にいたのである。 迷いに帰ればいい。ここは本願の おはたらきになる場所である。 今日は聞法会である。南無阿弥陀佛の 大悲を聞かして頂く。 南無阿弥陀佛
2019-03-06 足掻く にんげん いくら煩悩にまみれているといえども、 それは何もしない、傍観し、自分だけ 有難がることを肯定する理由にはならない。 助からない存在であることを、現実から 目を逸らす理由にしない。 いよいよ現実を観察し、自分自身に 回向された如来の信心を 表現しなくてはならない。即ち有縁の行を 研ぎ続ける、ということである。お念佛が わがはらわたにまで下っていく。 それを通して、ますます如来の本願が 明らかになってくださる。 だから凡夫であることから逃げない。 南無阿弥陀佛