むなしさとともに

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唯信仏語決定依行

親鸞聖人、愚禿鈔にいわく

西本願寺真宗聖典p522-523)

 

第五には、

 

唯仏語を信じ決定して行による、と。

 

第五の唯信仏語について、三遣、三随順、

 

三是名あり。

 

掘り下げて確かめる。

 

親鸞聖人は結局何を伝えて下さったのか?

 

唯仏語を信じ決定して行によれ。

 

これが親鸞聖人のお勧めである。

 

専ら念佛申しなさい。専修念佛、行は

 

専ら念佛をたもちなさい。

 

行とは行いであり、行住座臥、いつでも、

 

どこでも、誰であろうと、不問時節久近、

 

佛の本願に順ずるが故に必ず往生する、と。

 

往生とは生活である。また道である。

 

無上正真道ともいう。

 

この捨ててしまいたい現実が如来

 

よって荘厳され、浄土に至らしめられる

 

佛からの道に転ぜられていく。

 

閉塞諸悪道、通達善趣門(重誓偈)

 

往生が人間の救い、浄土は必ず至らしめ

 

られる到達点であり、また原点である。

 

親鸞聖人のご自身の言葉で、

 

歎異抄第二条の、ただ念佛して弥陀に

 

たすけられまいらすべし、この心を表され

 

られたのが、唯信仏語決定依行であるが、

 

一方で法然聖人、善導大師の言葉を

 

そのまま表現なさったお言葉でもある。

 

そして、お釈迦様の、

 

無量寿佛の御名をたもて、の仰せ、そのまま

 

でもある(仏説観無量寿経流通文付属持名)

 

よき人の仰せ、勧めが、専修念佛であろうと

 

察する。迷ったらいつでも原点に帰る。

 

それを繰り返す。

 

南無阿弥陀