2020-02-18 十地の階梯⑦第九地 善慧地 自在なる説法 十地経 信心決定後の人生 完全に社会に身を置きつつ、それに染まらずに佛の教えを聞き往生を期する。それが本当の菩薩の相というものだろう。声聞には声聞の教えを、縁覚には縁覚の教えを、菩薩には菩薩の教えを、無仏法の人には、道徳を説く。一つに固執せず、時と場と人に応じた道理を譬えをもって説く。これが第九地、善慧地だそうだ。何も口業だけが説法ではない。身業説法もある。むしろ身業説法こそが、その人が本当に現したいことかもしれない。あなたには菩薩の説法が見えるか、聞こえるか?菩薩は無相である。 南無阿弥陀佛