とどまる訳にはいかない。
停滞は退化だ。
形を示すのには、痛みが伴う。
こんな基本的なことを初めて実感するとは、
本当にどうかしてる。
仏様にここまでさせてしまったことを
懺悔しなければならない。
仏の血と汗と涙から南無阿弥陀佛の
お相を示して下さっている。
藤谷秀道先生は仰った。
この無限大悲に俺はどう報いるべきというのか。
だから、今に停滞するわけにはいかない。
破り続け、進化し、
今を超え続けなければならない。
それが自分自身のためになり、
他者のためになるのである。
俺は俺を破り続けていく。これが自分に
課せられた自分の存在の意味であろうと思う。
今の自分に到底満足することはできない。
問われているのは常に自分なんだ。
誰かのことじゃないんだ。
ゴミクズにもならないと分かってる。
だからといって、諦める訳にはいかないんだ。
だって、いま生きてるんだから。
真剣勝負は死ぬまで続いていく。
その度に尋ねていくんだ。本願の大悲を。
本当にいのちを費やしても微塵の悔いのないものに
ようやく出遇うことができた。
念佛に出遇うということは、存在の決着が
着く、方向が定まったということだ。
そのことを正定聚不退転の位に摂取されると
いう。方向とは真実報土である。
南無阿弥陀佛
忘年会のあとに書いたので、一人称が俺になって
いますが、まぁ、こんな日もあります。
大切なことは、
求め続けていくことだと思うのです。
終わりなき歩みと和田稠先生は
仰った。今は、終わりなき歩みの道中なので
あります。
