むなしさとともに

悲しみが尽き果てるまで共に在る twitter https://twitter.com/oujouwogosuru?s=09 

歎異抄聴記にたずねたいと思います

https://www.amazon.co.jp/dp/483410267X/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_A69XCZREGDDB2JTQZ2VJ?_encoding=UTF8&psc=1 曽我量深先生のこの本が気になっていたので、ようやく買いました。 暫くたずねてみたいと思います。 現生不退と機法二種深信。 このことに力点が置…

少しずつ再開していきます

春の嵐というのでしょうか。 なかなか雨風が強く、外出にも一苦労でした。 一区切りがついたので、ぼつぼつブログを再開しようと思います。 この2ヶ月で、体調を崩したり、ほぼ聞法には行かずに過ごしていました。まぁTwitterは結構やってしまっていました…

云いたいこと

自分には信心がないと知らされることが肝要だとつくづく思っています。 南無阿弥陀佛

2月

ご無沙汰しております。 11月の聞法会を皮切りに忙しく、 どうやら疲れが溜まり、少し体調を 崩しました。齢38にもなると無理が利かなくなるなぁと思います。 ひどいものではなかったのですが、PCR検査をうけ、幸い陰性だった、というもので、 僕自身は感染…

追記あり:暫く間があくと思います

ここのところ、ブログのようにまとめて書くというよりは、その時々に、例えば、出勤、帰宅中のようなタイミングで使えるツイッターが主になっています。 また、聴聞それ自体も、コロナ禍では慎重にならざるを得ず、休日は家で過ごす有様です。 仕事も恐らく…

お念佛に親しむ

親鸞聖人の教えを聞く人であれば、やはり、お念佛を申すということに親しむことが肝要であろうと思う。 親鸞聖人は諸善を勧めておられず、極重悪人唯称佛とお念佛を申しなさいと仰っておられる。 また特定の人から聞かねば信心決定しないなどということは微…

弥陀の本願信ずべし

弥陀の本願信ずべし 本願信ずるひとはみな 摂取不捨の利益にて 無上覚をばさとるなり (親鸞聖人 夢告和讃) 更新あまりできず、すみません。 ツイッターだとすっと打てるので良いのですが、ブログはちょっと気合いれんと、よぅ書かんです。 あー、僕は田舎…

念佛往生とは何を指すのか?

大無量寿経に説かれる阿弥陀佛の本願のうち、第十八番目の本願について、法然聖人は王本願である、とされ、念佛往生の願であると仰せられた。 親鸞聖人は、更にこの本願は、信心まで回向して下さる本願であると顕らかにするために、更に、至心信楽の願と仰せ…

仏かねてしろしめして

よくよく案じみれば天におどり地におどるほどによろこぶべきことを、よろこばぬにて、いよいよ往生は一定とおもいたまうべきなり。 よろこぶべきこころをおさえてよろこばせざるは煩悩の所為なり。しかるに仏かねてしろしめして煩悩具足の凡夫とおおせられた…

年末を迎えて

昨日が仕事納めでした。無事終わったので、ビールを久々に頂きました。キリン一番搾り(笑) 今日は家の掃除をしました。やはり、まとまった時間がなければ手をつけられぬ箇所があり、そこもふけたし、洗えたのでよかったです。 さて、一年を振り返ると、や…

特に意味はないし、なくていい

メダカが3匹居る。 彼らに朝食を注ぐところから一日が始まる。 ここであるひとがいうとする。 そのメダカらは汝に何の意味をもたらすか? 自ら答えて曰く。 このメダカらには特に意味はないし、自分にはわからない。パパとチビと呼ぶ。小さなもの2匹に区別…

徒然なるままに

徒然なるままにひぐらし、硯に向かいて、でしたよね。徒然草って。 小学生の時、徒然なるままに、という言葉を聞いて以来、何となく、この言葉の響きが好きです。無理がない感じ、自然に流れる感じがするのです。 念佛往生の願というのは、仏さまのおはたら…

残酷な世界

世界は残酷だ。 進撃の巨人ではないが、やっぱりそう思う。 ここは平等な世界ではなくて、あまたの差異があり、不均一である。 自分の居場所はどこにもなく。 それぞれは居場所と思しき場所を懸命に守っている。 居場所と思しき場所は、有限であり、それを保…

宗祖親鸞聖人より③本願に帰す

親鸞におきては、ただ念佛して弥陀にたすけられまいらすべしとよきひとの仰せをかぶりて信ずるほかに別の子細なきなり (歎異抄第二条) この言葉は道を定めて下さるお言葉である。 よきひとの仰せをそのまま頂き、念佛するよりほかに道あることなし。 この…

大悲の願船

しかれば、大悲の願船に乗じて光明の広海に浮かびぬれば、至徳の風静かに衆禍の波転ず(東聖典p192顕浄土真実教行証文類行巻) 南無阿弥陀佛とは、大悲の願船である、と親鸞聖人は仰られている。 船とは岸から岸へ渡してくれるものである。 海を渡るのは船の…

そくばくの業をもちける身にてありけるを

歎異抄にある。 そくばくの業をもちける身にてありけるをたすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ。 夜、目が覚めて暫く眠れなかった。 色々なことが去来した。 それを通底して流れているものが、自分がいろいろな事にがんじがらめである、という…

宗祖親鸞聖人より②発心

仏法を行ずる人よ、よくよく知らねばならぬ。仏法を知識として学ぼうとするなら、凡夫から聖者にいたり、さらにそのうえ仏果にいたるまでも、みなさわりなく学ぶことができる。しかし、仏法をわが身に行じようとするなら、必ず自分にゆかりのある教えにたよ…

凡夫の痛み

汝、凡夫なりと自覚せしめられる時は痛みを伴う。 全くの凡夫にすぎないことを知らされる事を できるだけ避けてきたのだろう。 でも、この鋭い痛みが拓いて下さる世界がある。見せて下さる衆生がいる。 だから、目を逸してはいけない。 目を逸してしまった人…

宗祖親鸞聖人より①人と生まれて

ああ夢幻にして真にあらず、寿夭にして保ちがたし。呼吸の頃に、すなわちこれ来生なり。一たび人身を失いつれば、万劫にも復せず。この時悟らずは、仏もし衆生をいかがしたまわん。願わくは深く無常を念じて、いたずらに後悔を胎すことなかれ。 東聖典p183-1…

ZOOM研修会でお話したことの引文

一週間前に、ZOOM研修会がありました。 主催の一員ということで、お話をさせて頂きました。 僕は僧侶ではないですし、教学もないですし、講義ではないので、あえて聖典をめくることはしませんでした。 しかし、聖典の言葉を引いてお話はしたつもりなので、こ…

日常に埋没しつつも

今回の会座が終わってから、もう四日??? 時間が経つのは早すぎる。。 しかも、今月は色々なイベントがあり、 今日は、仕切らなければならなかった。 向いていないんですよね、元来は。 でも、やる以上は、安全に配慮し、最後まで 手を抜かず、油断せずに…

現実が大切だと思う

このことはよく分からなかったのですが、 本当に現実が大切なんだと思うのです。 一人ひとりが居られる現場のことです。 ここで問われるのです、自分の在り方が。 傍観者になるか、当事者になるか。 心境にとどまるか、表現するか。 即ち往生の問題です。 正…

2日間、ありがとうございました

さきほど、お土産を何にしようか迷いました。 決めるまで時間がかかりました。 多すぎて何を選べばいいか、わからんのですね。こっちがいいか、選んだあとに、もっとよいものがあって、折り返したり、うろうろしました。 なるほど、多すぎると選べないのだと…

如何でしたでしょうか

研修会に参加頂いた皆様、お疲れ様でした。 おかげさまで、一日目を過ごすことができました。 寝床に居て思いますのは、皆様の話を聞かせて頂くことかとても大事なのだなぁと思うのであります。 ともに助けられるわれら、これが大乗なのだろうと感じるのです…

極悪深重の衆生

極悪深重の衆生は 他の方便さらになし ひとえに弥陀を称じてぞ 浄土にむまるとのべたまう(高僧和讃) 他の文字に左訓あり、 余の善、余の菩薩の方便にては、生死出でがたしとなり。 仏の教えとは、自身に引き当てて聞けよと教えられる。衆生と言っても、具…

何のために仏法を聞いておられるのですか?

この問いを忘れて聴聞しても何にもならないと思う。 存在の決着をつけるために道を求める以外、動機はないのでは、と思うからだ。 師は度々仰る。 人間にとって無意味な人生は耐え難い、と。 意味のある人生、価値ある人生とは何だろうか?恐らく各自でその答…

自覚の信

我々には機の深信が大事である。万死に一生をかけて一歩前進する、これが本願念佛の道というものである。 一応信心決定しても、その信心が自覚の信になることが容易でない。親鸞聖人は法然上人にお遇いなされて一応お解りになったのであろう。 法然上人のお…

如来の本願、称名に顕る

天親菩薩の論、註解して、如来の本願、称名に顕る(浄土文類聚鈔親鸞聖人東聖典p412) かたちを必要としないものが、あえて自分を捨ててかたちを選んで下さったのが称名である。 あの人は誠実な人だ。 何を以てあの人を誠実とする? 彼、彼女はどんな人にも礼…

自灯明、法灯明

自分は、どこの寺院にも所属していない。 多分ずっとそうなのだろうと思う。 寄っかかりたくないというか、依存したくないというか。 お釈迦様はおっしゃられた。筏の例え。 船は岸辺へ着いたら、船はそこに置いて歩いていく。いつまでも船の周りでたむろし…

未生怨を超えせしめる道−横超

https://twitter.com/oujouwogosuru/status/1314352732111683584?s=19 【未生怨】とは、アジャセという言葉の漢訳だそうです。 端的には【縁起を憎む心】だそうです。 もう少しいえば、 【縁起を選り好みしようとする心】かもしれない。 つまり、自分の価値…